お役立ちブログblog

blog DETAIL車の凹み修理の相場は?お得な修理方法を解説!

2023年06月13日

車のボディは樹脂や薄い鉄板でできているため、ぶつけた時に凹みが生まれる可能性もあります。
その際気になるのは修理費用です。

車の修理と聞くと高い金額を想定しますが、できれば事前に費用を把握しておきたいところではないでしょうか。
ここでは車のボディに凹みが生じた時の修理費用の相場と修理方法を紹介します。
最後には修理費用を安くするコツを紹介するのでぜひ参考にしてください。

車の凹み修理の相場は?お得な修理方法を解説!

車の凹み修理の相場

車の凹みの修理費用は「修理範囲」や「車種年式」「業者」の3つによって価格が異なります。
それぞれの費用相場を見てみましょう。

修理範囲

修理範囲による費用相場は以下の表の通りです。

修理箇所 費用相場
ボンネット 3万円~5万円前後
ルーフ 3万円~10万円程度
トランク 5万円~15万円程度
サイド 3万円程度

凹みの範囲が15センチ以下の場合、3万円から5万円前後に収めることが多いです。
さらに大きな凹みとなると5万円を超えるケースが多く、10万円や15万円もしくはそれ以上の価格になる場合もあります。

車種や年式による違い

車の凹み修理の費用は車種や年式によっても価格に違いが生じます。
高級車や外車であれば、板金自体の素材も一般車とは異なるため、修理費用が高額となります。

また年代の古い車であれば、修理方法が簡易になるケースや細かな補修が求められるケースもあるでしょう。
そのため高級車や年代の古い車の凹みを修理する場合は、先程の修理費用から前後すると認識しておくことが大切です。

修理方法や業者による違い

もちろんですが、修理方法や業者によっても価格は異なります。
一般的に以下の工程で修理します。

1.凹みの引き出し・叩き出し
2.パテを塗り込み乾燥
3.研磨する
4.下塗りして乾燥
5.調色作業
6.塗料の上塗りして乾燥
7.コンパクトで磨く

しかし上記の工程中に養生したり洗浄したりなどさまざまな作業を追加すると費用も高額となります。
また修理を依頼する業者によっても価格は大きく異なるでしょう。

例えば業者別に費用比較すると、以下の表の通り自動車修理工場が最も価格が安くなるケースが多いです。

10センチ程の凹み 10センチから20セントほどの凹み 20センチ以上
ディーラー 30,000円~40,000円前後 40,000万円~50,000円前後 50,000円以上
カー用品店 30,000円前後 40,000万円前後 50,000円以上
自動車修理工場 15,000円前後 18,000円前後 23,000円~

もちろん一例であるため、上記の価格は目安として認識し正確な見積もりを取ってから依頼しましょう。
とはいえ一般的にはディーラーなどは高い傾向にあるため、修理費用を抑えたい方は自動車修理工場がおすすめです。

車の凹みの修理方法

車の凹みの修理方法は「ディーラー」「自動車修理工場」「DIY」の3パターンあります。
それぞれのメリットデメリットを紹介します。

ディーラ―

メリット:信頼度が高い
デメリット:費用が割高

ディーラーに依頼するメリットは安心感が挙げられます。
メーカーと特約店契約を結んだ正規販売店であり、高い修理技術で修理してもらえます。

さらに他に修理箇所があった場合、純正品を取り寄せることも可能となり、入荷待ちに時間を取られることもなく短期間で修理が完了します。
一方で正規店ということもあって修理費用も割高になる傾向になります。

自動車修理工場

メリット:ディーラ―より費用を抑えれれる
デメリット:時間がかかることもある

自動車修理工場はディーラーと比べて修理費用を抑えることができるメリットがあります。さらに修理工場を経営している方の多くはディーラー出身者が多いため、修理技術も高い特徴があります。

一方で工場数は多いものの、社員数が少ないため、混雑している場合は修理に時間がかかることもあるでしょう。
そのため事前に予約を取ってから依頼することが大切です。

DIY

メリット:費用が掛からない
デメリット:修理出来てもうまくいかない可能性が高い

車の凹みは自宅にあるドライヤーでも修理できる場合があります。
軽度な凹みであれば、ドライヤーから出る温風で板金を柔らかくすることができ、叩き出しすれば修復できます。

しかし板金を柔らかくするということは多少変形する可能性もあることを理解しなければいけません。
「凹みは治ったけど歪みが見える」というケースにもつながりかねないため、おすすめはできません。

さらに車の凹みが出来ているということは何かしらにぶつかって傷が付いている可能性もあります。
ドライヤーでは傷は修理できないため、専門業者に依頼した方が良いでしょう。

車の凹み修理費用を安く抑える方法 “修理費用を安く済ませる方法最後に車の凹み費用を抑える2つの方法を紹介します。

保険を利用する

車両保険に加入していれば修理費用をカバーしてくれる可能性があります。
もちろん保険内容を確認する必要がありますが、修理費用を全額補償する場合もあります。
ただし保険を利用すると月々の保険料が割高になってしまうため、保険会社と相談しながら利用することをおすすめします。

複数の見積もりを取る

車の凹みの修理費用を抑えるためには複数の修理会社へ相見積もりを取ることです。
普段から車の凹みを修理する機会も少ないため、1社だけの見積もりでは「高いのか・安いのか」判断できません。

そのため2社3社見積もりを取れば、相場費用を把握できるのと同時に安い会社を見つけることができます。
ただし安さだけでなく、修理技術も大切なため、担当者の人柄や修理会社の口コミなども確認することをおすすめします。

まとめ

車の凹み修理は3万円から15万円程度となりますが、依頼先や車の車種、年代によって異なります。

自身で修理すれば無料で済ませることができますが、うまくいかなかった時は部品の交換にもなりかねず高額な費用を支払うことにもなりかねません。
そのため自動車修理工場などの専門家に相談し、複数社見積もりを取って適切な会社を選ぶようにしましょう。

オートサービスナカヤマの自動車整備・修理はこちら

関連記事

  • 車検整備付きとは?中古車を購入するときの車検について解説車検整備付きとは?中古車を購入するときの車検について解説 車を購入して公道を走るためには必ず車検が必要になりますが、車検には有効期限が定められています。 そのため、中古車を購入する場合はその有無で支払総額にも大きな違いが出てしまいます。 このコラムでは、「車検整備付き」とは何かを中心に、 […]
  • アドブルーを自分で補充する 初心者でも簡単な方法!アドブルーを自分で補充する 初心者でも簡単な方法! アドブルーとは一体何なのでしょうか?この記事では、アドブルーの基本的な説明から始め、その種類や選び方、適正な保管方法について解説します。 アドブルーとは何か? アドブルーは、ディーゼル車の排出ガスを浄化するために使用される尿素 […]
  • サイドミラーの車検基準とは?そもそもサイドミラーの役割とは何かサイドミラーの車検基準とは?そもそもサイドミラーの役割とは何か 車の装備の中には、保安部品という安全に走行するために必要不可欠な物があります。 サイドミラーもその1つで、車検の時には車検基準に適合していなければなりません。 今回はサイドミラーの車検基準について解説しつつ、サイドミラーが持つ役割につ […]
  • バックカメラは後付け可能?費用相場や取り付ける方法を解説バックカメラは後付け可能?費用相場や取り付ける方法を解説 タイミングベルトは知名度が低いですが、車を安全に運転するためになくてはならない部品です。 しかも消耗品なので定期的な交換が必要です。 「車の調子が悪いので見てもらったらタイミングベルトの交換が必要といわれた」といった経験がある方も […]
  • マツダ・ロードスターNA型のタイヤサイズマツダ・ロードスターNA型のタイヤサイズ 軽量でコンパクトな車体と、幅広い回転レンジを使い、車の特性を引き出す運転が楽しめる小排気量エンジンを搭載した2シーターオープンカー、日本車の中で2シーターオープンを代表する車は何ですかと聞けば、マツダ・ロードスターをあげる人が多いでしょう […]
  • スタッドレスタイヤが雨に弱い理由とは?スタッドレスタイヤが雨に弱い理由とは? 雪道やアイスバーンで頼りになるのが、スタッドレスタイヤ。 ドライコンディションの路面でも走れますが、万能ではありません。 特に、雨の日は注意が必要です。 この記事では、スタッドレスタイヤが雨や濡れた路面に弱い理由を解説します。 […]