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blog DETAILアドブルーを自分で補充する 初心者でも簡単な方法!

2024年06月18日

アドブルーとは一体何なのでしょうか?この記事では、アドブルーの基本的な説明から始め、その種類や選び方、適正な保管方法について解説します。

アドブルーを自分で補充する 初心者でも簡単な方法!

アドブルーとは何か?

アドブルーは、ディーゼル車の排出ガスを浄化するために使用される尿素水溶液です。
この液体は、窒素酸化物を分解して環境への影響を軽減します。

主にディーゼルエンジンを搭載した車両で使われ、欧州だけでなく日本を含む多くの国で排出ガス基準をクリアするために必要なものとなっています。

アドブルーの種類と選び方

アドブルーには主にISO 22241の規格に基づくタイプが市場に流通しており、これが選ぶ際の主要な基準です。
この規格は品質を保証しており、車体のマニュアルに記載されているアドブルーを選ぶことが重要です。

容器のサイズもポイントで、個人用途では通常10リットルの携帯容器が便利です。
重要なのは、アドブルー専用の容器を使用し、他の化学物質が混入しないようにすることです。

アドブルーの適正な保管方法

アドブルーは適切な環境下で保管しなければ品質が損なわれる可能性があります。
最適な保管温度は-11℃から30℃の範囲で、直射日光や凍結を避ける場所が理想です。

保管場所は清潔に保ち、開封後は空気との接触を最小限に抑えるために容器をしっかりと閉じることが重要です。
またアドブルーは吸湿性を持っているため、湿気を避けるようにしてください。

必要な道具と材料の紹介

アドブルーの補充作業を行う際には、特定の道具と材料が必要になります。
これらのアイテムを事前に準備しておくことで、作業の効率化が図れます。

また適切な器具を使うことで、アドブルーの注入ミスや汚染を防ぎ、車両の保守状態を良好に保つことができます。

補充に必要な器具一覧

アドブルーの補充にはいくつかの特定の器具が必要です。
まず基本となるのは専用の注入ノズル付きジャグまたはポンプです。
これによりアドブルーを容器から車両のタンクへと移すことが確実にできます。

また、汚れ防止のための漏斗やクリーニングキットも準備しておくと安心です。
加えて、手袋や保護眼鏡を用意することで、皮膚や目への刺激から身を守ることができます。

補充前の準備

アドブルーの補充前には、車両と補充設備の確認が必要です。
まず、車両のアドブルー容量を確認し、必要な量を計算します。

次に補充するアドブルーが規格に適合していることを確認し、開封済みの容器が清潔かどうかもチェックしてください。
作業場所は平坦で安全な場所を選び、万が一に備えて拭き取り用のクロスや緊急洗浄剤を用意しておくと良いでしょう。

補充の手順

アドブルーの補充は、正しい手順で行うことで車両の性能を維持し、無駄なトラブルを避けることができます。

以下の手順に従い、安全かつ正確にアドブルーを補充していきましょう。

エンジンを停止させて安全を確保する

補充作業の始めに、必ず車両のエンジンを停止させます。
これによりエンジンが作動している間に生じる可能性のある事故や故障を防ぎます。

また車両が安定した状態であることを確認し、キーを抜いて作業中誰も車を動かさないようにしましょう。

アドブルー充填口の場所と開け方

アドブルーの充填口は車両によって位置が異なるため、まずは車両のマニュアルを確認して正確な位置を把握します。
多くの場合、燃料フィラーキャップの近くやトランク内にあります。
充填口の蓋は通常、手で回して開く構造ですが、固く閉まっている場合は適当なツールを使用しても良いですが、キズをつけないよう注意しましょう。

まず、アドブルーを補充する前にいくつかの重要なチェックポイントがあります。
まず最初に確認するべきなのは、車両の使用説明書やマニュアルです。
これにはアドブルーの補充に関する具体的な指示が記載されているため、厳守するべきです。

次に、使用するアドブルーが正規のものであるかどうかを確認しましょう。
品質が不十分なアドブルーを使用すると排出ガス浄化システムに悪影響を及ぼす可能性があります。

また補充地点が清潔で、アドブルー補充専用の器具が揃っているかも重要です。
特に汚れや異物が混入しないように注意が必要です。

アドブルーの注入方法

充填口を開けた後、先に準備した注入器具を用いてアドブルーを注入します。
ポンプ式または重力を利用した自由落下式で注ぐ方法がありますが、どちらの方法を選択するかは注入器具と個々の状況によります。
重要なのは、空気が混入しないように注意し、注ぎ過ぎないよう器具の目盛りを常に確認することです。

全量を静かに注ぎ終えたら、充填口をしっかりと閉じ、漏れがないかをチェックして作業は完了です。
アドブルーの注入が完了したら次に行うのは各種確認作業です。
まず、車両のインストルメントパネルを確認し、アドブルーのレベルインジケーターが正常に動作しているかをチェックします。
これにより、適切な量が注入されたことが確認できます。

また周辺に漏れやこぼれがないかの確認も行います。
もし漏れが見つかった場合は速やかに清掃し、必要であれば再度キャップの締まり具合を確認することが必要です。
最後に短距離の試運転を行い、車両が正常に動作していることを確かめるとすべての補充手順が完了となります。

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