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blog DETAIL車を擦ったら早めに修理しよう!依頼先の特徴や修理費用の相場を紹介

2023年04月10日

「車を擦った。どうしよう!」
大切にしている愛車が傷ついてしまうと、ショックを受けることでしょう。
自分で直せるのか、業者に頼んだら高いのか、不安に感じる方も多いのではないでしょうか?

この記事では、修理を依頼する業者別のメリット・デメリットや、擦った場所別に修理費用の相場を解説します。
最後までお読みいただけば、どの業者に修理を依頼すればよいかがはっきりするでしょう。

ぜひ参考にしてください。

車を擦ったら早めに修理しよう!依頼先の特徴や修理費用の相場を紹介

車を擦ったら放置せず早めに修理

車を擦ってしまったら、どんな傷でも放置せずに、早めに修理しましょう。

車のボディは、バンパー以外ほとんどの場所が鉄です。
塗装により紫外線や酸化による劣化から守っているのですが、擦り傷によって塗装がはがれると、雨などが入り込んでサビが発生します。
酷い場合には、腐食して穴が開くので、注意が必要です。

車を売却する際の買い取り価格にも影響するので、早めに修理する必要があります。

擦った車の修理は専門業者に依頼しよう!

擦った車の修理は、専門の業者へ依頼しましょう。
2・3cm程度の浅い線傷であればご自身で補修も可能ですが、どんなに丁寧に作業してもある程度の補修痕は残ってしまうからです。

仕上がりに満足いかず何度も補修を繰り返すうちに、余計に傷や補修痕が目立ってしまう場合もあります。
その場合には、結局業者への依頼が必要になり、初めから頼むよりも修理費用が高くなる場合もあるでしょう。

よって、最初から専門の業者に依頼した方がお得です。

車を擦ったらどこに修理依頼する?各業者のメリット・デメリット

では、車の擦り傷の修理は、どこに依頼するのがよいのでしょうか。
修理の依頼先は、大きく3つに分類されます。

・ディーラー
・カーショップ
・板金塗装業者

この章では、依頼先別にメリット・デメリットを紹介するので、ぜひ参考にしてください。

1.ディーラー

修理の依頼先1つ目は、特定メーカーの正規代理店である、ディーラーです。

メリット デメリット
・車種に合わせた最適な修理が可能

・代車の手配などサービスが手厚い

・費用が高くなる場合が多い

・修理期間が長くなる場合が多い

技術もサービスも高品質ですが、擦り傷程度の場合には下請けに委託するディーラーが多いため、修理期間と費用は余分にかかります。

上記のデメリットがあっても、品質や安心を重視する方に向いている業者です。

2.カーショップ

修理の依頼先2つ目は、カーショップです。

メリット デメリット
・安くて対応も早い

・ネットで相見積もりが可能

・値引き交渉は難しい

・修理専門ではないので直せない傷もある

ディーラーに比べると、料金は割安です。
ただし修理専門ではないため、へこみなどの大きな損傷の修理はできない場合もあります。

擦り傷程度の修理であれば、コスト・品質ともに安定しているといえるでしょう。

3.板金塗装業者

修理の依頼先3つ目は、板金塗装業者です。

メリット デメリット
・修理費用は最も安い傾向

・値引き交渉も可能

・業者によって技術力の差が大きい

・悪徳業者に注意が必要

ディーラーを通さずに直接契約になる分、修理費用は安くなります。
傷やへこみの修理を専門としているため、通常は技術水準も高いです。

しかし、業者ごとの技術力の差に関しては把握しづらいデメリットはあります。
前もって、業者の評判やサービスを調査したうえで利用しましょう。

車を擦ったときの修理費用|場所別に相場を紹介

修理する場合には、必要となる費用が気になるところです。
修理費用は、傷の深さや範囲だけでなく、傷の場所によっても変動します。

分類すると、以下の3カ所です。

・バンパー
・フェンダー
・ドア

この章では、傷の場所別の費用相場を説明します。

1.バンパー

バンパーの場合、手のひらサイズの修理費用相場は、15,000円~35,000円です。
ダメージの度合いによって金額は変動します。

バンパーは樹脂で出来ているため、サビません。
よって修理せずに放置も可能ですが、衝撃により内部にまでダメージを受けている場合もあります。
傷の修理と一緒に、内部の状態も確認してもらった方が安心です。

また、バンパーの交換が必要になった場合には、別途工賃とパーツ代が発生します。

2.フェンダー

フェンダーとは、車の泥除けのようなもので、タイヤを囲むように装着されています。
手のひらサイズの修理費用相場は、30,000円~60,000円です。
構造の関係から後方のフェンダーの方が、高額になる傾向にあります。

バンパー同様、フェンダーの交換が必要になると、別途工賃・パーツ台が発生するので注意が必要です。

3.ドア

手のひらサイズの修理費用相場は、30,000円~60,000円です。
しかし、これは比較的浅い擦り傷の場合を想定したものなので注意しましょう。

ドアは、開け閉めなど日常的な要因でも傷がつきやすい場所です。
ドアパンチなどが原因でゆがみやへこみがあれば板金が必要ですし、板金できないタイプは、ドアの取り換えが必要になります。
その場合には、追加料金が発生するため注意しましょう。

まとめ

車を擦ってできた傷を放置すると、サビによって車の劣化を早めるため、早急に修理する必要があります。
自分でDIYも可能ですが、きれいに直すためには、業者に依頼しましょう。

「ディーラー」「カーショップ」「板金塗装業者」のそれぞれにメリットとデメリットがあります。
それぞれの特徴を理解し、ご自身の車種や傷の状況に合った業者に、修理を依頼しましょう。

「オートサービスナカヤマ」では板金塗装を行っているので、板金塗装業者へのご依頼を検討中の方は、お気軽にご相談ください。

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