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blog DETAILマグネットクラッチの交換費用は?故障原因とメンテナンス方法を解説!

2023年08月11日

自動車のトランスミッションシステムにおいて、重要な役割を果たすマグネットクラッチ。
マグネットクラッチが何らかの故障に見舞われたため、交換したい、費用が知りたいと思いこの記事に来たのではないでしょうか。
この記事では、マグネットクラッチの役割や故障原因、交換に関する費用など、詳細に解説していきます。
ぜひ参考にしてください。

マグネットクラッチの交換費用は?故障原因とメンテナンス方法を解説!

マグネットクラッチとは

まずはマグネットクラッチがどのようなもので、どのような役割を持つか確認しましょう。

マグネットクラッチの役割

マグネットクラッチは、エアコンコンプレッサーと連動し、エンジンの回転力を伝達したり切り離したりする重要な部品です。
この機構は、エアコンコンプレッサーによるエンジンのパワーロスを軽減するために必要です。
エアコン使用時に発生するパワーロスを最小限に抑えることで、燃費や発進加速に影響を与えないようにしています。

エアコンの動作制御

自動車のエアコンは、マグネットクラッチを使用してエンジンの動力を制御しています。
エアコンをオンにすると、マグネットクラッチがエンゲージ(接続)され、コンプレッサーが作動します。

エネルギーの最適化

マグネットクラッチは、適切なタイミングでエンジンのエネルギーをトランスミッションに伝達することで、スムーズな加速やギアチェンジを実現します。

マグネットクラッチの主な故障や症状

マグネットクラッチが故障する時は、どのような症状があるのでしょうか。
実際に自分のもっているマグネットクラッチの症状と同じ場合は、故障している恐れがあります。

エアコンから冷気が出ず冷えない

マグネットクラッチは電磁石によって制御されており、エンジンの動力を切断または伝達します。
不具合の主な原因は、電磁石に流れる電気が途絶えることです。
これにより、エンジンの動力がエアコンコンプレッサーに伝わらず、冷気が出なくなります。

原因として、マグネットクラッチ内の断線や、電気供給を行う配線にあるヒューズが切れていることが挙げられます。
また、エアコンガスが抜けている場合も、コンプレッサーを保護するためにマグネットクラッチが正常に作動しないようになっています。

クラッチの切り替えが効かない

長時間の連続使用や過度の負荷がかかると、マグネットクラッチは過熱し焼き付くことがあります。
これにより、クラッチの切り替えが効かないなど、正常な動作が妨げられる恐れがあります。

マグネットクラッチがうるさい時の原因

マグネットクラッチが異音を発する場合、軸受けの摩耗や他の機械部品との摩擦が原因とされます。
異音が聞こえる場合、早めに点検することが重要です。

マグネットクラッチの交換費用

マグネットクラッチについて確認したところで、実際に交換するにはどれくらいの費用がかかるか解説します。

マグネットクラッチの故障は進行する可能性があり、放置すると他の部品にも影響を及ぼすことがあります。
故障の早期発見と交換は、コストを抑えるために重要です。
以下は、平均的な交換費用の目安です。

クラッチ単体で脱着可能な場合の交換費用

作業時間と交換費用:30分~1時間 / 5,000円~8,000円ほど
交換部品:マグネットクラッチ (約15,000円)
必要に応じてエアコンベルト (約5,000円)
合計費用:20,000円~28,000円ほど

コンプレッサーを動かす場合の交換費用

作業時間と交換費用:1.5時間~2時間 / 10,000円~20,000円ほど
交換部品:マグネットクラッチ (約15,000円)
必要に応じてエアコンベルト (約5,000円)
合計費用:30,000円~40,000円ほど

コンプレッサーを取り外す場合の交換費用

作業時間と交換費用:2時間~4時間 / 20,000円~40,000円ほど
交換部品:マグネットクラッチ (約15,000円)
エアコンガス (約6,000円)
○リング (約400円)
必要に応じてエアコンベルト (約5,000円)
合計費用:46,500円~66,400円ほど

マグネットクラッチのメンテナンス方法は?パーツクリーニングがおすすめ

マグネットクラッチのメンテナンス方法について解説します。
基本的にマグネットクラッチは車の制動に関わる部分なので、自己修理はしないようにしましょう。
マグネットクラッチのメンテナンスには専用のパーツクリーナーを使用することが効果的です。

マグネットクラッチのパーツクリーニング方法は以下です。

1.エンジンを停止し、安全に作業エリアを確保します。
2.マグネットクラッチのアクセスができるようにカバーを外します。
3.クラッチ部分の汚れや油汚れを確認し、クリーニングが必要か判断します。
4.専用の自動車用パーツクリーナーを使用して汚れに吹き付けます。
5.ソフトブラシやクリーニングクロスを使い、汚れをこすります。
6.クリーナーの残留を防ぐために、クラッチをよく乾かします。
7.パーツを組み立て、エンジンを始動して正常に作動するか確認します。

初めての場合や不安な場合は、専門の自動車修理業者に相談してください。
パーツクリーナーの使用頻度や注意点を守ることで、クラッチ部分の劣化を防ぐことができます。

シム調整の必要性

適切なクリアランスの確保: シム調整は、マグネットクラッチのクリアランスを適切に調整する作業です。
クリアランスが正しくないと、クラッチの動作に問題が生じる可能性があります。
シム調整は以下の手順を守りましょう。

クリアランスを確認

マグネットクラッチの正しい動作を確保するために、まずクリアランスを確認します。

マグネットクラッチを取り外す

クリアランス調整のため、マグネットクラッチを取り外します。

シムの計測と抜き取り

マグネットクラッチ内のシムを計測し、必要に応じてシムを取り外します。
シムはクリアランスを調整するための重要な要素です。

マグネットクラッチの再取り付け

正しいクリアランスを確保するようにシムを調整し、マグネットクラッチを再び取り付けます。

マグネットクラッチは交換費用を確認して交換しよう

マグネットクラッチは、自動車のトランスミッションシステムに欠かせない重要な部品です。
適切なメンテナンスや早期の対応により、長寿命な車の維持に貢献します。
定期的な点検と専門家のアドバイスを受けつつ、マグネットクラッチの健全な動作を維持しましょう。

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