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blog DETAILボンネットを全塗装する際の料金とは?塗装を長持ちさせるコツも紹介

2022年12月22日

ボンネットは車の顔ともいえる部分ですが、色落ちといった損傷が発生しやすい場所でもあります。
何かしらの損傷が発生した場合、真っ先に直したいと思うのは当然の考えです。

とはいえ、費用がいくらかかるのか不安を抱える方もいるのではないでしょうか?
本記事では、ボンネットを全塗装した際の料金や、塗装を長持ちさせるコツについて紹介します。
長い間愛車に乗り続けるためにも、ぜひご覧ください。

ボンネットを全塗装する際の料金とは?塗装を長持ちさせるコツも紹介

【表つき】ボンネットの全塗装を業者に依頼したときの料金相場

ボンネットの全塗装にかかる費用は5万6,000円〜が相場です。
色を落とすために約1万円程度かかり、塗装をするのに4万6,000円ほどかかるのが一般的とされています。
また塗装するといっても、ボンネットの状況によっても料金は変わってきます。

● 色褪せ
● 劣化
● くすみ

それぞれの状態によって費用が大きく変わる場合もあるので、まずは業者に連絡して見積もりを取ってもらいましょう。

なおディーラーであれば少し高く、自動車整備工場であればリーズナブルな場合が多いです。
とはいえ、大切なのは車を修理できるかどうかなので、信頼できる職人に仕事を依頼するべきです。
【自動車の不具合でお困りでしたらオートサービスナカヤマへお気軽にお問合せください!】

ボンネットの塗装が剥がれる原因とは?劣化や色落ちの種類を解説

ボンネットは車体の中でもトラブルが発生しやすい部分です。
日光にあたっている面積が広く、下にエンジンも積んでいるため高温になりやすく劣化スピードも早い傾向にあります。

また、劣化や損傷の種類は多種多様です。
劣化・損傷具合によって必要な修理工程が異なります。

劣化・損傷具合 必要な修理工程
塗料の剥がれ ・塗装を剥がす作業

・塗装作業

色褪せ ・塗装を剥がす作業

・板金作業

・塗装作業

くすみ ・研磨作業

・塗装作業

傷・へこみ ・塗装を剥がす作業

・板金作業

・塗装作業

細かな工程は異なりますが、劣化の種類と必要な修理内容を確認しておきましょう。

ボンネットを全塗装する料金が高くなる3つの理由

ボンネットを全塗装するにあたって、以下の原因によって料金が高くなる場合があります。

1. 傷やへこみがある
2. 目に見えないダメージが蓄積されている
3. 特別塗料を使っている

イレギュラーな出費となる可能性もあるので、それぞれの内容について詳しく見ていきましょう。

1.傷やへこみがある

塗装の劣化・剥がれ・くすみ以外に傷やへこみなどがあった場合、板金作業の工程が必要となるため、料金は高くなってしまいます。

特に飛び石でできた傷は、見た目よりも損傷が激しい可能性があるため、想像していたよりも高額になる場合もあります。
へこみや傷も同様であり、大きさ・深さによって料金が異なるので注意しましょう。

2.目に見えないダメージが蓄積されている

損傷部分が小さくても、周辺から内部へダメージが蓄積されている場合があります。
ちょっとした隙間から雨水などが侵入し、塗装の下でサビを増幅させているケースが多いです。

外観は何ともないのに、パーツの交換が必要といった可能性もゼロではありません。
パーツの交換となると、10万円以上を想定しておく必要があります。

3.特別塗料を使っている

特別な塗料が使用されている場合は、塗料代で料金が高くなってしまいます。
一般的に高いといわれているのは、以下の塗料です。

● パールカラー
● クリアカラー
● マジョーラカラー
● メーカー限定カラー

これらの塗料が必要な場合は、プラス数万円は必要と理解しておきましょう。
また、塗装に技術を要するものは、対応を断られてしまう場合もあります。
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ボンネットの全塗装を長持ちさせる3つのコツ

ボンネットの塗装を長持ちさせるには、以下の3つに気をつける必要があります。

1. 紫外線や水を浴びないようにする
2. 定期的に洗車をする
3. コーディングを行う

ボンネットは傷みやすい部分なので、こまめな手入れが必要です。

1.紫外線や水を浴びないようにする

車体を日光にあてないよう、できるだけ車庫や屋根の下に入れておきましょう。
日光の紫外線はクリア塗装が剥げてしまう原因であり、塗装が白く変色してしまう場合もあります。

また、雨水はできるだけ早く拭き取るのが望ましいです。
日光があたると、雨に含まれている成分が紫外線に反応して塗装が腐ってしまいます。

2.定期的に洗車をする

定期的な洗車は、塗装を長持ちさせるのに有効です。
厳密にいうと、車についた虫の死骸や鳥のフンを除去するのが塗装を長持ちさせるのに繋がります。
虫の死骸が紫外線を浴びると酸が発生するため、塗装が変色してしまいます。

鳥のフンも同様で、酸性が強く塗装が劣化する原因です。
車をキレイに保つためにも、定期的な洗車を行いましょう。

3.コーディングを行う

車体にコーティングを行い、塗装を守るのも一つの手です。
コーティングを行うと撥水効果が生まれ、傷もつきにくくなります。
車体もピカピカになるので、見栄えがよくなるのも嬉しいポイントです。

ガラス系のコーティング剤を使用すれば、より塗装は長持ちします。
費用を抑えたければ、コーティング剤を自身で塗布する方法も活用するとよいでしょう。

ボンネットの塗装をDIYで行う方法や料金相場

ボンネットの塗装費用を抑えたい場合は、DIYで行う方法もあります。
業者に依頼するよりも料金を抑えられ、1万5,000円程度あれば修理が可能です。
DIYする際は、最低限以下の道具を準備しておきましょう。

● 耐水ペーパー
● マスキングテープ
● コンパウンド
● シリコンオフ
● ぼかし剤
● サーフェーサー
● クリア用スプレー
● 塗料 など

品物をそろえたら、以下の手順で修理を行っていきます。

1. 塗料を耐水ペーパーで剥がす
2. 周辺をマスキングで保護する
3. シリコンオフで油分を除去する
4. サーフェイサーを振りかける
5. 耐水ペーパー・コンパウンドで磨く
6. シリコンオフで油分を除去する
7. 塗料を塗る(2度重ね塗り)
8. 塗装部分を磨く
9. シリコンオフで油分を除去する
10. クリア用スプレーやぼかし剤を塗布する
11. コンパウンドで研磨する
12. 完成

大きな損傷でなければ、これらの手順でDIYが行えます。
とはいえ、仕上がりを重視するのであれば業者に依頼したほうが確実です。

まとめ

ボンネットの全塗装を依頼する場合、最低でも5万6,000円程度の費用が必要です。
また、修理費用は依頼する業者によって異なります。
修理後の塗装を長持ちさせるのも大切なポイントで、定期的な洗車やコーティングなどが有効です。

車に傷がつき、ボンネットを全塗装しようと考えている方は、オートサービスナカヤマへお気軽にご相談ください。
外壁塗装や自動車の修理を行っているので、ご希望に沿った提案が可能です。

【自動車の不具合でお困りでしたらオートサービスナカヤマへお気軽にお問合せください!】

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