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blog DETAIL旧車にメンテナンスが必要な理由と注意点について

2021年11月25日

現代の車とは全く異なる風貌をした旧車がブームとなっており、はじめて乗るマイカーに旧車を選択する方も増えています。
メカに詳しいカーマニアであれば、自身でマイカーの状態を把握して、旧車でも安全に長く乗ることができますが、そうでなければ古い車ほど乗りこなすのは難しいものです。
このコラムでは、旧車にメンテナンスが必要な理由と、メンテナンスを行う際の注意点を詳しく解説します。
今後旧車を購入する予定がある方は、ぜひ参考にしてください。

旧車にメンテナンスが必要な理由と注意点について

旧車にメンテナンスが必要な理由とは

旧車は、別名クラシックカーやヴィンテージカーやヒストリックカーなどとも呼ばれて、製造された年代によっても呼称が変わってきます。
たとえば、クラシックカーは、1919年~1939年に製造された車、または1925年~1942年に製造された車を指すなど諸説あります。

また、それから数十年以上経って製造された1990年代の自動車はネオクラシックカーと呼ばれていて、旧車として人気がある車種もたくさんあります。
このように、旧車と言っても年代の幅はかなり広くなっています。

どんなに新しい車でも定期整備は必要で、新車だと3年、それを過ぎると2年おきに車検を通さなくてはいけません。
つまり、どのような車であっても定期的なメンテナンスは必要不可欠となっているのです。

現代の自動車は旧車に比べて圧倒的な性能の良さを誇っていて、故障しにくくなっています。
クラシックカーなど年式が古い車は、レストアやオーバーホールをして、エンジンも新しいものに交換しているわけですが、それでも現在の車と性能面で比較すると全ての面で大幅に劣っています。

つまり、旧車は現代の車よりも劣化スピードが速いことから、しっかりとしたメンテナンスをし続けなければ、見た目も安全性も保つことが難しいのです。
最低でも旧車のオーナーは、基本的なメンテナンスを怠ってはいけません。

旧車のメンテナンスを行うときの注意点

旧車のメンテナンスと一口で言っても、行う箇所はたくさんあります。
ここでは、ポイントごとにメンテナンスを行う注意点を紹介します。

油脂類

車を動かすためには、エンジンオイル、ミッションオイル、デフオイルなどさまざまな油脂が必要です。
たとえば、エンジンオイルは最近の化学合成100%のものを使用すると、シール類を攻撃してオイル漏れを引き起こしやすくなるので注意しなくてはいけません。

また、1970年ぐらいまでの車は、サスペンションまわりのグリースアップも必要で、ステアリングやサスペンションまわりにあるグリースニップルからグリースを注入し、古いのを押し出してやらないと故障しやすくなってしまいます。
その他にも、使用する油脂やメンテナンスの仕方を把握していないと、旧車を適切に維持することは難しいのです。

ブレーキ

ブレーキパッドやローターなどの表面的なメンテナンスだけではなく、旧車の場合はマスターシリンダーやキャリパーやホイールシリンダーの固着など、ブレーキシステム全体の定期メンテナンスが必要です。
ブレーキは安全に運転するためにはとても重要な箇所なので、メンテナンスを怠ってはいけません。

電気系

電気系の劣化スピードは速く、旧車ほどどんどん腐っていくのが現実です。
電気系統全部を頻繁に点検することは難しいですが、ヒューズボックスやリレーボックスなどは適宜にメンテナンスを行いましょう。

ワイヤー類

アクセル、サイドブレーキ、クラッチ、メーターケーブルなど、車にはワイヤー類がたくさんあります。
ワイヤー類は製造中止になりやすいため、定期的な内部洗浄や給油をして部品があるうちに交換しておきましょう。

点火系

点火系は消耗品の塊です。
ローター、キャップ、ポイントのディスビ、イグニッションコイルなど、マメな点検と交換を行いましょう。

洗車

旧車の大敵はサビです。
旧車をコレクションとして車庫や室内に保管している方も多く、その場合は雨にあたる心配もないので定期的に拭くだけでも買いません。

ただし、公道を走る場合は必ず雨や泥水などを浴びるため、適切な洗車が必要になります。
サビやすい旧車は、洗車後もしっかり水気を取り去ることが大事です。
形状が複雑な旧車も多く、水気をとったと思ってもフェンダーやドアの袋状になっている部分などに水気が残っていることも多いので注意してください。

まとめ

旧車と言っても100年以上前に製造されたものから、1990年代のものまでさまさまですが、数年前に購入した新しい車にもメンテンナンスが必要であることから、旧車にはそれ以上の頻度でのメンテナンスが必要になります。
現代の壊れにくい自動車と比較して、性能的にかなり劣る旧車の場合は、いつ不具合が起きて走行不能になるか分かりません。

このコラムでは、旧車のメンテナンスを行うときの注意点を油脂類やブレーキなどポイントごとに分けて紹介しましたが、新しい車に比べてメンテナンスの大変さを分かっていただけたと思います。
かっこう良い旧車には乗りたいけど、自分では適正なメンテナンスを行う自信がないという方は、旧車のスペシャリストでもある認証整備工場の当社にご相談ください
大切な旧車に長く乗れるように、しっかりとメンテナンスさせていただきます!

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