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blog DETAILそもそも法定点検って何?車検の違いや種類について解説!

2022年11月24日

「初めての法定点検を受ける予定なのだけど、法定点検がどのような検査なのかがわからない」と悩んでいる方がいるかもしれません。
本記事では、法定検査と車検の違いや種類について詳しく解説します。法定点検の内容を具体的に把握していない方は、ぜひご覧ください。

そもそも法定点検って何?車検の違いや種類について解説!

法定点検って何?絶対に必要なもの

法定点検とは、道路運送車両法第48条により定められている車の使用者が定期的に行う点検整備です。

普通車や軽自動車のような自家用車の場合は12カ月点検と24カ月点検が存在しますが、事業用の車両は3カ月ごとの法定点検が必要と用途や車の種類によって必要な法定点検の頻度が異なっています。

ちなみに道路運送車両法第47条では車の使用者は法定点検だけでなく、日頃から車の点検をするように定められています。
常日頃から車の点検を行うようにして、車両の安全管理に努めましょう。

車検との違い

法定点検と車検は、検査内容と目的が大きく異なっています。
車検は、あくまで道路運送車両法に定められた技術基準の保安基準に適合しているのかを検査するものです。
その一方で、法定点検は車が安全な走行をできるように事前に点検するものをいいます。

法定点検を受ければ事前に車のトラブルを防げるので、自分や同乗者、周囲の方々の安全を守れるのです。

法定点検をしなかった場合の罰則

法定点検をするためには既定の場所へ訪れて検査を受ける必要があるため、人によっては法定点検を受けたくないと考える方もいるでしょう。
法定点検をしなかったとしても、罰則は特にありません。

ただ、法定点検を受けなかった場合は事故が発生する可能性があるので、気をつけましょう。

そもそも法定点検が作られた背景には、車検ではカバーできない経年劣化や長距離走行が原因で走行不良になっていないかの確認であったり、ブレーキパッドの減り具合であったりなどの細かな動作確認が、事故を防ぐうえで欠かせないと国が判断したからです。

それほど法定点検は重要な検査であるため、自分、同乗者、周囲の方々の安全を守るために設けるようにしましょう。

法定点検の種類

ここでは、法定点検の種類である12カ月点検と24カ月点検について詳しく解説します。
それぞれの種類の内容を把握し、法定点検がどのような検査内容なのかを理解しましょう。

12カ月点検

12カ月点検は1年に1回実施する法定点検で、全部で27項目の点検を行います。
12カ月点検の主な検査内容は、以下のとおりです。

● ブレーキペダルの遊び、ブレーキの利き具合、パーキングブレーキの引き具合(運転席まわり)
● エンジンオイル、トランスミッション、排気の状態(エンジンルーム)
● ブレーキドラムとライニングの隙間、タイヤの状態(空気圧・亀裂・溝の深さ)、ブレーキパッドの消耗(外回りの点検)
● ブレーキホース、パイプの液漏れ、マフラーの緩み(下回りの点検)

また、令和3年10月1日から車載式故障診断装置の設置が車両に義務付けられています。
設置していない方は、法定点検を受ける前に設置しておくとよいでしょう。
ちなみに12カ月点検にかかる時間は2~3時間が一般的で、主な価格相場は1万円~3万円ほどです。

24カ月点検

24カ月点検は2年に1回実施する法定点検で、全部で57項目の点検を行います。
2年間に1回の法定点検で12カ月点検より細かい部分まで検査する必要があるので、必然的に細かい部分まで検査しています。
24カ月点検の主な検査内容は、以下のとおりです。

● ハンドルの緩み(運転席まわり)
● 有毒なガスの発散防止装置の点検、オイル量(エンジンルーム)
● 車体の緩みや損傷(外回りの点検)
● マフラー機能の点検(下回りの点検)

24カ月点検は、車検と同じタイミングで行います。
そのため、24カ月点検にかかるおよその時間は1日~2日ほどです。
24カ月点検の費用相場は、10万円前後です。

法定点検は自分でできるの?

法定点検は自分で行えますが、専門的な知識が必須です。
個人で法定点検を行った場合は、法定点検を実施した証明でもある点検整備済ステッカーが貼れないので、あらかじめ把握しておきましょう。

法定点検は専門知識を所有していれば自分でできるものの、プロの目で確認してもらった方が安心できます。
少しでも法定点検の正確性に不安を感じるのであれば、プロに法定点検を依頼しましょう。

法定点検が受けられる場所|費用の違いはある?

法定点検は、カー用品店やディーラー、ガソリンスタンドなどで受けられます。
基本的にどこで法定点検を受けたとしても、点検内容は変わりません。

基本的にどこで法定点検を受けても時間や価格は変わりませんが、オイル交換や交換部品が必要な場合は場所によって金額が大きく異なるので、あらかじめ把握しておきましょう。

まとめ

法定点検は、自分や同乗者、周囲の安全を考えると事故予防やリスクを防ぐためにも必要な点検方法です。
法定点検は1年間や2年間に一度受けるだけなので、時間が空いたときに近くのカー用品店やガソリンスタンドで法定点検を依頼しましょう。

また、法定点検は専門知識さえあれば個人でも行えますが、安全な検査をするためにもプロへ依頼するべきです。
本記事で必要な知識を取得したうえで、法定点検に出しましょう。

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